ミレニアム2 火と戯れる女 スティーグ・ラーソン | Chocolate Factory 分室

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『ドラゴン・タトゥーの女』の約1年後。その間ミカエルとは音信不通。
リスベットったら、すっかりミカエルのこと引きずっていたみたい。かわいすぎる。


雑誌『ミレニアム』では、少女売春組織の実態に迫る特集を組もうとしていた矢先に
メインの記者とその恋人が殺される。
被疑者はリスベット。

「あんなに能力の高いリスベットなら大丈夫」って思っていても、
どんどん追いつめられていく状況にハラハラしっぱなし。

リスベットの過去が明らかになるんだけど、ひどすぎるよ。


あちらこちらで女性に対する差別や暴力が描かれているんだけど、
スウェーデンではこんなにも女性が蔑ろにされているの?

それとも日本でも私が知らないだけで、これくらいのことは横行しているのだろうか。

ラーソン氏の仕事柄、女性差別の事案はいろいろ取材しているんだろうね。

とにかく嫌な男がいっぱい出てきます。
こんなんばっかりじゃ、ミカエルがモテモテなのも分かるわ。


それにしても、こんなところで終わるなんて!
2と3は、間をあけずに読むことをお勧めします。
3があるってことは、大丈夫ってことよね。